【目を鍛えよう:その1】
キーワード:
眼を動かし、眼筋に負荷を与えると、
じょじょに眼の筋力がついてくる。
解説:
眼球を上下に素早く動かすトレーニングの効能は、
読書の場合、縦書きの文章が速く読めるようになる。
スポーツの場合、野球・サッカー・バレーボールで
上から落下してくるボールを眼でとらえる力が高まる。
【日常でできるトレーニング】
目を上下に動かすトレーニング。
並んで立つ電信柱を利用する。
一番右の電信柱のてっぺんを見て、
そこから視線を下に移す。
一番下まできたら、次は隣の電信柱のてっぺんに
視線を移し、ふたたび同じことを繰り返す。
なるべく首は固定して眼の球を動かすようにしよう。
【目を鍛えよう:その2】
キーワード:
眼球を左右に素早く動かすトレーニングの効能は、
読書の場合、横書きの文章が速く読めるようになる。
スポーツの場合、テニス、卓球などで
左右に打ち込まれたボールを眼でとらえる力が高まる。
解説:
眼には6つの「眼筋」と呼ばれる筋肉があり、
眼筋は、足や腕などの他の筋肉同様、
負荷をかけ、収縮運動を繰り返すことで、
筋力を高めることができる。
【日常でできるトレーニング】
眼を左右に動かすトレーニング。
まず、道端の塀(へい)の
一番左上に視点を合わせる。
そこから真横に視線を動かし、
右端まできたら今度は左下に視点を移動し、
という動作を何回か繰り返し、
最後は塀の左下、右下まで行っていく。
【視覚トレーニング:その1】
キーワード:
眼の筋肉と眼の動きを鍛えることで、
眼から脳に信号が送られ、
脳が活性化される。
解説:
【自宅でできる視覚トレーニング:その1】
●部屋の壁の四隅へ視線を飛ばす運動
・部屋の壁の前に、なるべく近づいて立つ。
壁の四隅の視線上に障害物が無い場所を選ぶ。
壁はなるべく大きい方が効果的。
・頭、首は固定し、眼だけを動かし、
壁の右上の角を見つめたまま、5秒間をキープ。
同じく左上→右下→左下の順番で5秒間キープ。
これを2~3週繰り返す。
視線をスムーズに動かす力が鍛えられる。
【視覚トレーニング:その2】
キーワード:
眼を左右に素早く動かすと、
水平に動かす眼筋が鍛えられる。
眼筋の水平運動は、特別な道具を使わずに、
両手の親指だけを使って行うことができる。
解説:
【自宅でできる視覚トレーニング:その2】
●左右の親指を素早く交互に見る運動
・両手の親指を立てて、
両手を顔から30~40cmほど離し、
横は肩幅の位置。高さは眼の高さに固定する。
・頭を正面に固定し、眼だけを動かして
左右の親指を交互に見ていく。
・じょじょに眼を動かすスピードを
上げていき、20~30秒ほどトレーニングする。
【視覚トレーニング:その3】
キーワード:
遠くの文字と手元の文字に交互に視線を
行き来させることで、眼の疲れが取れたり、
視力を回復させる効能が得られる。
解説:
【自宅でできる視覚トレーニング:その3】
●遠近の文字を交互にピント合わせする運動
・壁にカレンダーやポスターなど、
文字がのっているものをはり、
その文字がぎりぎり見える位置に立つ。
・手に持った本の文字と、壁にはった
カレンダーなどの文字を交互に見る。
・それぞれ、きちんと文字を見ること。
1秒間に手もとと壁を往復する速さで、
20秒間繰り返す。
出展は「日本能力開発協会」です。