週刊脳トレ2016/1/10号

【世の中にお化け屋敷がある理由】

キーワード:
人間には、新しい刺激を
求めるニーズがあるため、
「変化やバラエティ」が必要である。

解説:
多くの人が、無意識のうちに、
「変化やバラエティ」を避け、
「安定」の中毒になっている。

しかし仮に、
完全に「安定」で「安心」な生活を
手に入れてしまっても、
窮屈や退屈を感じてしまい、
人間は、そんな「完璧な安定」
には耐えられなくなってしまう。

「安定」と「変化・バラエティ」は、
片方が満たされたら、
片方が満たされなくなり、
人は、常にこのバランスを
取り続けながら生きている。

【人生の質を高める心構え】

キーワード:
人間には、もともと
リスク・変化・不安定さに
対処できる脳力が備わっている。

解説:
あなたが、もし豊かな生活を
送りたいと願うなら、安定感に
しがみついたままでは難しい。

歴史は常にリスクを
取る人の味方をする。

特に現代は、昔に比べて
変化がめまぐるしい時代。

リスク・変化・不安定さに
あなたがうまく対処できる
脳力を高めていけばいくほど
あなたの人生の質も上がっていく。

【子供に期待通りに行動させる方法】

キーワード:
脳は否定形の文章を
処理することができない。

解説:
親が子どもに対して、
「チョコを食べちゃダメよ」
と言った場合、子供は
たいていチョコを食べてしまう。

「なんでなの!」と子供を
叱っても後の祭りで、あなたは、
子供に「チョコを食べなさい」
と命令したに等しい。

脳は否定形の処理ができないので、
子供は、チョコを食べる映像を
脳に思い浮かべてしまうのだ。

親が期待通りの結果を得たければ、
「私が帰るまでチョコを
食べるのを待って」
と声をかけてみよう。

すると、子供の脳には
「待っている姿」が浮かび、
親の期待通りの行動する
可能性が高まる。

【頭が悪いってほんと?】

キーワード:
古い信念に疑念を吹き込み、
じょじょに「できる証拠」を
見つけてみよう。

解説:
あなたが、
「○○なんてとてもできない」
という信念を持っていて、
それを変えたい時には、
疑念を吹き込んでみよう。

例えば、
「私は頭がよくない」という
信念を変えたい場合。

「ちょっと待てよ。私は
『日本語』を覚えることができた。
一国の言葉は喋れるようになるのは、
とても大変なことなのに、
それを私は赤ちゃんのときに
できるようになった。

歩けるようにもなった。
あれもこれも
できるようにもなった。
だから、絶対○○も
身につけられるはずだ」

【力が湧いてくる世界観】

キーワード:
出来事はコントロールできないが、
自分の世界観はコントロールできる。

解説:
多くの人の欲求不満は、
「コントロール不可能な状況」に、
「自分の世界観」を
無理やり当てはめて、
「どうしてもこうなりたい!」と
不毛な期待を抱くことから生まれる。

自分が「すでに十分である」
と感じることで何かが起こる。

 

出展は「日本能力開発協会」です。

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