週刊脳トレ2016/1/17号

【10分ルール】

キーワード:
10分たつと人は話を聞かなくなる。
11分ではなく必ず10分で。

解説:
認知機能の研究で明らかに
なったことだが、
10分たつと脳は飽きてしまう。

このことから、
講師やスピーチを行う方は、
10分ルールで、聞き手の脳に
あきる暇を与えないことが肝要だ。

10分たって疲れて刺激を欲しがる
人達には、新たな展開や話の変化、
映像を見せたりすると効果的。

【批判が呼び起こす怒りの強さ】

キーワード:
人は他人からの賞讃を強く望み、
他人からの非難を強く恐れる。

解説:
人へ訓練を行う際、

善いことをした人に
褒美を与えた場合と、
間違った人に
罰を与えた場合を比べると、

前者の方が、人は、
はるかに物ごとを覚え、
訓練の効果があることが
わかっている。

批判するだけでは、
永続的な効果は期待できず、
むしろ相手の怒りを買うのがおち。

【リンカーンの座右の銘】

キーワード:
人を裁くな。人からの裁きを
受けるのがいやならば。

解説:
リンカーンは、
己の人生の苦い経験から、
手厳しい非難や詰問が、
たいていの場合、
なんの役にも立たない
ことを知っていた。

他人の欠点を直してやろう
という気持ちは立派だが、

多くの人は、どうしてまず、
自分の欠点を改めようと
しないのだろうか?

他人を矯正するよりも、
自分を直すほうが
よほど得であり、危険も少ない。

【自分の存在を認められたい】

キーワード:
重要人物になりたいという欲求は、
人が持つ最も根源的な欲求の1つ。

解説:
人の欲求は、衣食住、睡眠、
健康、金銭、性欲といろいろあるが、

「偉くなりたい」という願望も
そうとう根強い。

人は誰しも、他人に
認められることを渇望している。

【人を動かす秘訣】

キーワード:
人を動かす秘訣は、
相手にみずから動きたくなる
気持ちを起こさせること。

解説:
人を監視したり、おどしたり、
無理やりノルマを課したりして、
人を動かすこともできる。

しかし、こういった方法は、
常に短期的であり、
監視の目を向けている時だけしか、
人は動かない。

 

出展は「日本能力開発協会」です。

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