週刊脳トレ2016/9/25号

【400年前の時代遅れの教育】

キーワード:
学習の目的とは、より優れた結果を
獲得できるようになること。

解説:
現代社会は、歴史上で最も学習能力を
必要とする時代である。

技術革新、経済環境の激変、金融恐慌、
グローバル化、環境問題、政治不安、
マネジメント、法律改正、テロ・・・

私たちは次々と迫りくる新しい問題に
対応し、新しい知識、手法、やり方を
体得しなければならない。

問題は、学習方法が400年前から
少しも変わっていないため、
現代社会に全く対応できていない事である。

相も変わらずの寺子屋式の
丸暗記が主流のこの学習方式で、
学校を卒業したところで、
どれほど競争に勝てる能力が身につき、
どれほど激変する社会に適応する知恵が
身につくというのだろうか。

まず見直すべきは、
学習そのものの目的である。

学習は知識を暗記するためではない。

知識の暗記は価値はあるが、
暗記は今やコンピュータに
任せられる能力である。

学習の目的は、生活において、
仕事において、目標とする事柄において、
より優れた結果を出すことであるはずだ。

【揺るぎない信念を持つ威力】

キーワード:
「必ずできる」と心の底から
信じて行動を続けていくと、
少しずつ道が開けてくる。

解説:
人間は、自分が思い描いた通りの
人間になる。

現在の姿は、自分が「なりたい」と
思った姿か、自分は「こういう人間だ」
と思っている姿に他ならない。

もし、いまの自分を変え、成功や幸せを
願うのなら、今すぐ目標達成のため、
行動を起こさなければならない。

「~になりたい」と願うことは
難しいことではない。

難しいのは、目標達成のための行動を
長期間続けることだ。

自分自身に、「必ずできる」と
潜在意識に思い込ませることで、
目標達成の行動は持続できるようになる。

【すぐに結果が出る学習法】

キーワード:
優れた学習法とは、自分が目標とする
分野で優れた結果を出している人の
考え方ややり方を明確にし、
その通りに実行する事である。

解説:
成功した事例や優れた結果には、
必ず理由がある。

その成功法則を実行しない手はない。

この学習法で最も大切な考え方は、
謙虚さである。

自分の考えや自分のやり方に固執し、
素直でない人は結果を出せない。

昔から日本の武道の世界には、
守破離(しゅはり)という言葉があり、
物事を体得する順番がある。

最初は「守」、つまり教えを守り、
教わった通りに師匠の技を身につける。

教えを守り、十分に身につけて
初めて「破」で自分なりの変化を
少しつけてみる。

そして最後にようやく「離」で、
自己流を確立していくのだ。

順番が肝心で、まずは
必ず守ることから始めるべし。

【プラスαの魔法】

キーワード:
ほんの少しのプラスαの努力をすれば、
大きな果実を手にすることができる。

解説:
報酬に見合った仕事だけしかしたくない、
と考える人と、その仕事に少しでも
プラスαを加えようと心がける人。

そのほんの小さな差が、普通の人と
特別な人に分かれる明暗となる。

特別な人は普通の人に比べて、
新たな人脈を獲得したり、
将来につながる大きなチャンスに
恵まれる確率が飛躍的に高くなる。

一方、与えられただけの仕事しか
しない人は、多くてもその
報酬分以上のものは期待できない。

おまけに、現代社会では、
もっともっと人件費の安い、
グローバルの人材競争に巻き込まれ、
報酬を獲得することすら危うくなってしまう。

【健康とは何か?】

キーワード:
健康とはエネルギーである。

解説:
健康とは何か?と聞くと、多くの人は、
「病気でないこと」と答える。

しかし、それは「猫は犬ではない」
と言うのと同じで、猫について
何一つ定義したことにはならない。

また、「病気ではない」というと、
脳は病気の状態を避ける事に集中し、
病気のイメージが潜在意識に入り、
結果、病気をひきよせてしまう。

そこで、健康をプラスの発想で定義すると、
「健康とはエネルギーである」という
単純明快な答えにいきつく。

朝起きて夜までずっと疲れることなく、
積極的でエネルギッシュに
自分の夢や目標に打ち込める状態。

これが真の健康である。

健康をこのように定義し直すと、
残念ながら多くの人が、健康とは
かけ離れた状態であることがわかる。

出展は「日本能力開発協会」です。

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