週刊脳トレ2015/8/16号

【言いたいことを言うだけでは相手の脳に伝わらない】

キーワード:
相手の脳に伝わりやすい話し方。
それは、相手のリズムに合わせること。

解説:
話し相手のリズムを意識しながら
会話してみよう。

あいづちを打つ相手の間合いに
合わせて話すようにすると、
自分の考えが相手に伝わりやすい。

【相手の立場に立てないと脳は意思疎通できない】

キーワード:
空気が読めない「KY」という言葉が
はやっているのは、人は
「空気を読んでほしい」生き物だから。

解説:
人間の脳は自分の立場や考えに
固執しやすく、気をつけないと
自分の言いたいことばかりを
言ってしまうクセを持つ。

「自分は友達が少ない」
「人とのつながりが薄い」人は、

相手の立場や気持ちを考え、
「相手は何を望んでいるのか」
を意識して話すことを心がけよう。

【人をほめると脳は喜ぶ】

キーワード:
意識的にどんどん人をほめると、
自分の脳も相手の脳も気持ちよくなり、
脳のパフォーマンスが向上していく。

解説:
ほめるときは相手をしっかりと見て、
自分もうれしいという気持ちを
こめながら伝えることが大切。

横を向いて義務的にたんたんと
相手をほめても、効果が薄いどころか
逆効果になることもあるので注意が必要。

【脳が本来求めている生き方とは?】

キーワード:
脳は、「人に関心を持ち、好きになり、
心を伝え合い、他者との違いを認めて
共に生きる」ことを求めている。

解説:
近年、行き過ぎた成果主義の対等により、
勝ち負けを重視した風潮や、
他人に協力せず自分を大切にする傾向がある。

しかし、自分さえよければいいと考えたり、
自分とは違うと人を拒絶することを、
脳は本質的に求めていない。

人へ貢献する心を失うと、結果的に
脳の思考力も落ち、人とのコミュニケーションも
うまくいかなくなってしまう。

【脳は自分で良くしたり悪くしたりできる】

キーワード:
ちょっとした習慣や考え方を変えると、
誰でも簡単に脳は良くなる。

解説:
脳が良い人とは、頭が良いだけでなく、
運動能力も高く、健康を維持する能力も
高い人を指す。

人間の脳を主に構成する神経細胞は、
ストレスや老いによって死滅していく。

だが、鍛え方次第では、
0歳から100歳以上のお年寄まで、
どの年代でも神経細胞を成長させたり
分裂・増殖させたりすることができる。

 

出展は「日本能力開発協会」です。

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