週刊脳トレ2015/6/7号

【自分を「笑い」にして客観力を高めよう】

キーワード:
他人を笑うことは、
その人の「欠点」を笑うことになりやすいが、
自分のおちゃめな弱点や欠点を笑いにすると、
面白おかしい「ユーモア」になりえる。

解説:
お笑い芸人はモテる。それは、
普通の人より自分を客観視できているから。

自分を笑う視点を持つと、
自分が置かれている状況を、
外から冷静に観察できる脳力が発達する。

【人を嫌って得することは何もない】

キーワード:
自分から相手を好きになれば、
相手も自分を好きになり、
自分は相手をもっと好きになるという
好循環が生まれる。

解説:
「先生が嫌い」「上司が嫌い」だと、
勉強や仕事は上手くいかない。

人は人の好き嫌いを、その人をよく知る前に、
脳のクセで「嫌いだ」と判断してしまうことがある。

その人の良いところを見つけてみよう。
そして、相手の立場にたち、
自分と相手は違うことを認識しよう。

【「嫌だ」「疲れた」は脳にはNG】

キーワード:
何気なく口にする、ちょっとした否定的な言葉が、
あなたの脳のパフォーマンスを落としてしまう。

解説:
「グチを言った方がストレス発散になる」
という考えは大きな誤解。

否定的な言葉は自分が言っても周りが言うのも聞いても、
脳には悪い影響しか与えない。

とはいえ「グチを言わない」のは、
実はそう簡単ではないし、
言ってしまっても自分では気づかなかったりする。

最初は、「否定的な言葉を一切言わないこと」を
職場の仲間や家族と一緒に取り組み、
言ってしまったら、お互い指摘し合うと良い。

【表情が暗いと脳も曇る】

キーワード:
笑顔によって、あなたの気持ちは高揚し、
あなたの脳のパフォーマンスも向上する。

解説:
身体と脳はリンクしているため、
笑顔を浮かべると、
否定的なことや嫌なことは考えにくくなる。

おすすめの習慣を一つ。
「朝。出社前に、顔をマッサージするつもりで、
鏡の前で最高の笑顔を作ってみよう」

【感動しないと脳は鈍る】

キーワード:
脳にとって、人の話を聞いたときや
新しい知識に触れたときに、素直に
「すごいな」と感動することは非常に大切。

解説:
最近「すごいなあ」と思ったことが無い人は
脳が鈍りがちなため、注意が必要。

何も特別、大それたことでなくても、
日常的な会話や生活の中で、
自分が知らないことに反応するだけでもよい。

誰かが話している時に、
「なるほど」「すごいね」などと
あいづちを打つのも効果的。

 

出展は「日本能力開発協会」です。

関連するページ:

コメントを残す