週刊脳トレ2015/4/5号

【思いこみの力をあなどるなかれ】

キーワード:
人は強烈に思いこむと、脳は、
それが空想か現実か区別がつかなくなる。

解説:
一つの例が「プラシーボ効果」。

病気の人に「これは薬ですよ」と言って、
ブドウ糖を与えても、本当に薬効があることが
昔から知られている。

脳は「これは薬だ」と思い込むと、
ブドウ糖でも薬に変えてしまう。

【「習慣」を変えると脳も変わる】

キーワード:
脳は大人になっても柔軟で、
習慣を変えれば、脳もそれに応じて自ら変えていく。

解説:
人間の行動の90%以上は「習慣」による。

私たちの脳の中の神経回路は、
習慣的な考え方や行動パターンに
よって作られている。

【脳の悪癖が3週間で治る「リストバンド療法」】

キーワード:
リストバンドを片手につけ、
自分が不平や不満を1つ言うたびに、
リストバンドを、もう片方の腕に付け替えよう。

目標は、3週間リストバンドを付け替えないこと。

解説:
平均的な人が1日に漏らす不平の数は、
なんと70回もある。

不平や不満を言わないように
3週間意識することで、
自分を被害者だと思う脳の悪癖は治る。

【あれこれ思い悩んでいませんか?】

キーワード:
自分の力で変えられることに意識を集中し、
変えられないことは「受け入れる」。

解説:
不況。戦争。年金問題・・・ などなど、
自分の力だけでは変えられない大きな問題に対して
あれこれ悩んでいても仕方が無い。

逆に、自分が力を出せば打破できる問題に焦点を絞り、
現状を打破しよう。

【なぜ人は人を傷つけるのか】

キーワード:
脳は、自分が傷ついているとき、
他人も傷つけようとして、
自分の傷の痛みを和らげようとする。

解説:
許すことは、相手のためにする行為ではない。

許すことによって、
心に溜めた悪意や怒りを放出し、
心の自由を得ることができる。

 

出展は「日本能力開発協会」です。

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